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オススメ本■デルフィニア戦記(全18巻) [┗小説とか]


■出版社■中公文庫
■作者■茅田 砂胡(カヤタ スナコ)
■ジャンル■ファンタジー・ティーンズ・戦記モノ
■やまる評価■★★★★★

内容(「BOOK」データベースより) 男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく・・・

なんか長編モノ、ないかなぁ~と探してて『おっこれはいっぱい出てるぞ?』と思い、1巻を買って、翌日に全巻揃えて、画集まで買っちゃったという、久しぶりの大ハマリモノ。

すごくカンタンに言うと、『十二国記』『アルスラーン戦記』の系統です。

そんなに深くない!薄っぺらい!文才がない!なんて言う批判屋さんもいっぱいいますが、
・超現実的な苦しみは本の世界にはそんなにいらないやぃ!
・本は気分良く読みたいんであって、ハッピーエンド系がいいんだぃ!
・魅力的なキャラが活躍するのが好きぃ~!
って言う人には超オススメだと思います。

確かに『十二国記』ほど、壮大ではなく、キャラの悲壮・不幸さはあんましないですが、男気あふれるキャラ・憧れるほどの人と人との繋がりは『十二国記』よりよっぽど熱いし温かいと思うんだけどなぁ...

少なくとも2回、活躍するとこ?サビ?のとこだけなら4~5回は読んじゃいました♪

世界感は、中性のヨーロッパ的で、まだ銃がない王制・剣の時代の感じです。
そんな世界の、デルフィニアという国をとりまく様々な問題に立ち向かう人々。
国内の戦いや問題、隣国との戦いや問題が大筋ですが、そこにあるキャラがずっと関わっていきます。

堅苦しい気持ちにならず、ハマればすんごい勢いで読めちゃう本だと思います。

ちなみに、いかにもティーンズノベル的な新書版は挿絵付き、見た目は小説な文庫版とありますが、個人的には文庫版を♪『ティーンズかよ...』と思いながら騙されたと思って1巻目を読んでみてね♪古本屋でも良ぃから。

余談
この作品にはまった場合...
『デルフィニア戦記』→『スカーレット・ウィザード』→『暁の天使』→『クラッシュ・ブレイズ』の順番で読むことがオススメされてます(話が繋がってるみたいです。)


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