目黒と肉みそ

昔々の江戸時代、ある殿様が中目黒に野駆けに出た昼時に、百姓の家から何やら美味しそうな匂いがやってくるではありませんか...
殿様は百姓からその美味しそうなものを分けて貰い口にすると、焼きたてのアツアツさ、青魚を焼いた時のホクホクさ、口の中から溢れ出続ける脂に大感動！
『こんな美味い魚は初めてじゃ！うまい！うまいぞ！』と大満足！
お偉い様は口にはしないこの魚、殿様は今まで食べる機会がなかったのです。
城に帰っていつか出てくるか出てくるかと期待してもなかなか出てこない。殿様は忘れられないあの味が恋しくて恋しくてたまりません。
そんな時、親戚の大名に呼ばれ、『何かお好みの料理はございませぬか？』と聞かれたので殿様は待ってましたと言わんばかりに、この魚を所望しました。
下魚なので、この大名にはこの魚がどんなものか知りませんでしたが、調べに調べ、日本橋魚河岸から最上級のものを取り寄せました。
さて調理にかかるが、どうにも脂が強すぎる。脂が多すぎる・小骨も多いものをさしあげて殿様のお身体に障っては一大事！
そこで料理人は考えに考え、充分に蒸し、小骨も毛抜きで完全に抜いて、殿様にさしあげることにしました。
いよいよ出てきた魚、殿様はひと目見るなり（やけに白い..以前に食べたものは真っ黒焦げだったが..）と思いましたが匂いは忘れもしないあの魚。感涙むせんで口に運びました！....しかし全く美味しくない。
殿様『これはなんじゃ？』
→『はい、ご注文のサンマで御座ります』
殿様『ふ～む．．．．．このサンマ、何処より取り寄せたのじゃ？』
→『はい、日本橋魚河岸に御座ります』
殿様『どうりで・・・それはいかん！サンマは目黒に限る！』

ということでサンマは目黒のものが最も美味しいものとなっているのです。

なーーーんちゃって！落語(有名な「目黒のさんま」)でっせぇ！って知ってるか(笑)知らない人もいるんだろうか...まんまとひっかかった人が１人でもおれば自分は大満足です♪(サンマの産地は目黒じゃないでね、念のため。目黒でサンマ祭りってのはやってるらしいけど...)

美味しかったです～青魚ＬＯＶＥなのであっという間に

平らげました～
っていうか....
騙された人へのお詫びってことで、美味しい秋刀魚の見分け方で～す
○背中が厚い(脂が乗っている証拠)
○頭の後ろが背中にかけて盛り上がっている(脂が乗っている証拠)
○頭を持ってピンと立つ(死後硬直の関係で鮮度の良いほど垂直に立つ)
×トレイに汁が溜まっている(鮮度が落ちた証拠)
○背中が青黒く、腹がピカピカ光る(鮮度が良い)
○腹を触ると固い(鮮度は内臓から悪くなるので基準になる)
×目が濁っている(水揚げや輸送の段階で傷つく場合もある)
安いし血圧にも良いし、みなさん秋刀魚を食べましょう！旬には旬のモノを！

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これだけでは何なので。奥様が作ったツマミｕｐ第二弾です。

■材料■
絹ごし豆腐；半丁（２５円）
ひき肉（半額だったので、今回は豚ひき）；１００ｇ（１００円弱）
にんにく；１片
しょうが；１片
白ネギ；１０ｃｍくらい
タレ
赤味噌；大さじ２
豆板醤；小さじ１
テンメンジャン；小さじ１
酒；１／４カップ？
砂糖；大さじ１
■作り方■
(1)豆腐は水を切っておく
(2)ネギはみじん切りにする
(3)タレの材料を混ぜておく
（みりんがなかったので、今回は酒と砂糖で代用）
(4)にんにく、しょうがをみじん切りにして、ひき肉とともにフライパンで炒める
（ダイエット中なので、油はひかず、ひき肉の油で炒める）
(5)火が通ったら、ネギの半分を入れて、(3)を入れる。
(6)豆腐を切って器に盛り、(5)をかけ、さらにその上に残りのネギをかける。
■お味■
豆腐と味噌ってのは素晴らしい相性ですな。冷や奴に飽きた時、冷や奴はちとあっさり？という時、赤みそが食べたいとき、何となく味噌な時に、ゼヒ♪

コメント 2

今日は、部屋で自転車をこぎながら、「目黒のさんま」聞いてました（笑）

13枚組の落語全集を買ったのはひみつデス
by Dydy (2005-10-16 23:34) 

↑おぉ、コメントさんきゅ～
詳しくないで、あってるかどうか不安...
自転車こぎながら落語って..おやじくせーー(^^;
by やまる (2005-10-17 07:39)