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本■魔性の子 [┗小説とか]


■出版社■新潮文庫
■作者■小野 不由美(オノ フユミ)
■ジャンル■ホラー?
■やまる評価■★★★★☆
教育実習で母校に戻った広瀬。その教室で孤立している不思議な生徒・高里。高里をいじめると、いじめた者には"報復"ともいえる不慮の事故が襲う。そのため、"高里は崇る"と恐れられている。広瀬は高里をかばい、理解しよう、近づこうとするが、不慮の事故は...広瀬・高里の本当の居場所は...
長く、なかなか完結に至ってくれないファンタジー、『十二国記』。これはその序章です。これを先に読むか後に読むかは賛否両論のようです。先に読む場合は、ホラーものとして「え?え?何がどうなってくの?」と読み、後に読む場合は「あー!あー!こうなってたんだ!」って感じ?先に読む場合は「不可解さ」が全て解決しきれずに終わってしまうので、4つ星かも。ただ『十二国記』のセットと考えると当然5つ星ですな。まぁ今更って感じのレビューですが...
先・後って考えずにまずは先に読んでください!そして十二国記を読んだ後にも読んでください!2度美味しいとは正しくこのことだ!と思っていただけること間違いないっ(少し古い?)です!
高里の周りにだけなぜこんな禍々しい事件が?高里しか見れてないアレは?そもそも高里も広瀬も何者?
ホラーっていうと
・怨念幽霊もの(リングとか?)
・人為もの(アメリカ映画とかでよくあるよね)
があるような気がするけど、これは、ホラーだとしたら、【異世界もの】とでも言えば良いのかなぁ...
だから「怖いものを見てビクッとしたい」って人には全くオススメしません。後に続く『十二国記』のことを考えると、「ファンタジーもの」か「歴史もの」が好きな人には【超】オススメです♪


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